2008年11月22日

●手紙

おばあちゃんへ

おばあちゃん。
2回目の危篤の時、覚えてるかな?
「おばあちゃん、ありがとう。」って言ったら、意識もないのに首を横にふったね。

私がテレビに出た時、おばあちゃんがテレビに映る私に向かって「歩美〜」って言いながら手を振ってくれた事、病室で私に「まだ歌いよるとかのぉ?成り上がらんばのぉ〜。」って言ってくれた事、お見舞いに言った時「歩美ちゃんかね〜」ってうなずきながら手を握って嬉しそうに泣いてくれた事、まだ私がちっちゃい頃、正露丸をスプーンの上で溶かして飲ませてくれた事…

忘れない。

そして私がおばあちゃんの事をお母さんだと思ってた事。
3才まで育ててくれたね。毎日一緒に寝て、お母さんよりもお母さんでした。

おばあちゃんが天国へ逝った瞬間、私はラジオの生放送中でした。
そばにいてあげられなかったね。
だけどその時、放送中におばあちゃんの言葉を思い出していました。

「成り上がらんばのぉ。」

頑張るね。おばあちゃん。

そう心の中で話したの伝わったかな?

私はおばあちゃんの事が大好きでした。
病院や老人ホームに行って顔を見る度、胸が苦しくなったりしました。帰り道、運転しながら泣いてしまった事もありました。

いつかこの日が来る事わかっていました。

ライブも何度も見に来てくれたね。
車椅子で来てくれたね。
病室のベッドのそばにその時の写真や、SandyTripの新聞に載った記事を飾ってくれて、いつもベッドの上で私のCDを聞いてくれてた。

おばあちゃん。
もしまた会えたとしても、私は何にもしてあげられないんだろうけど、やっぱり今おばあちゃんに会いたい。

もう会えないなんて、しわしわのあったかい手を握れないなんて、おばあちゃんの方言が聞けないなんて…仕方ないけどわかってるけど私は寂しいです。

一世紀生きたおばあちゃん。
あなたの人生はどんな人生でしたか?
子供を8人産み、炭坑で働く夫に早くに先立たれ、畑仕事をしてきたおばあちゃん。
90過ぎまで自炊しながら一人暮らしをしていたおばあちゃん。
101歳でこの世を去ったおばあちゃん。

私はそんなおばあちゃんの孫でよかったって心からそう思います。

おばあちゃん、本当にありがとう。

おばあちゃん。
大好きだよ。


ありがとう。
Posted by Ayumi at 2008年11月22日 10:03
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